今金町の新たなご当地グルメとして注目されつつある「いまかねコロッケ」は、品質が高く、全国的に高値で取引されるジャガイモの品種「今金男しゃく」を贅沢に用いて作られたコロッケです。市場評価の高い今金男しゃくに目をつけた今金町商工会女性部が、町内農産品の価値向上を目的としたコロッケの開発を始めました。これまで、あまり特産品と呼べるものがないという点が指摘されてきた今金町ですが、いまかねコロッケを1つのブランドとすることで、全国に通じる特産品の開発を目指しています。
2016年にプレーンとカレーそぼろ、牛しぐれの3種の試食によるテストマーケティングを東京都内のイベント会場で実施したところ、回答者から「とても美味しい」(64.4%)、「美味しい」(32.2%)と、極めて高い評価を獲得することができたことからも、高いポテンシャルを持つものと考えられます。コロッケを通して、材料であるジャガイモの品質の高さに目が向けられ、そしてその産地である今金町の知名度も高まることが期待されます。
雇用拡大を目的とした事業において、ジャガイモ農家や、食品加工業でノウハウを持つ障がい者福祉団体のいる今金町ならではの特産品です。加工、販売までを地域内で完結させることで、地域雇用を促進しつつ、地元に根付いた、安全・安心で美味しい特産品を生産します。
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